新型ラパン（2015年バージョン）の特徴と旧型の違い

プラットフォーム

新型ラパンは新しいプラットフォームを採用し、
ホイールベースを60mm拡大してロングホイールベース化
するとともに、高張力鋼板の採用を大幅に拡大し、
軽量化を図っています。

ホイールベースの拡大は乗り心地や居住空間を
改善する代償として最小回転半径を大きく
してしまうものですが、新型ラパンの場合、
モデルチェンジ前と同じ4.4mを維持しています。

また、高張力鋼板の採用の効果は大きく、
最も軽いＧで650キロとモデルチェンジ前から140キロ減、
最も重いＸの４ＷＤでモデルチェンジ前（ＸＬ 4ＷＤ）より
120キロ減と驚くべき軽量化を実現しています。

エンジン

ラパンはモデルチェンジ前はＫ６Ａエンジンを使っていました。

このエンジンはショートストロー型で、
マージンがしっかりある丈夫なエンジンで、
チューニングには向いていましたが、
燃費の点ではもう一つのエンジンでした。

エンジンのスペックは、
最高出力54ps/6500rpm、
最大トルク6.4kgm/3500rpmです。

2015年にモデルチェンジした新型ラパンでは
Ｒ０６Ａというロングストローク型エンジンを採用しています。

エンジン自体も軽量化され、
非常に燃費効率のいいエンジンです。

スペックは
最高出力52ps/6500rpm、
最大トルク6.4kgm/4000rpmです。

だから、少しだけスペック上は劣っていますが、
軽量化の効果もあり、新型ラパンは、実走行時には
２代目ラパンを凌ぐ動力性能を示しています。

エネチャージ

新型ラパンでは、Ｒ０６Ａエンジンとともに
エネチャージもやっと採用されました。

エネチャージは減速時に充電し、
それを電装品の給電に使用することによって、
バッテリーの充電のための負荷を軽減して
燃費を改善するシステムです。

残念ながら、充電効率を上げて、
パワーアシストまで行うＳ－エネチャージは
採用されていませんが、後述する燃費を見れば
その必要はなかったのかもしれません。

燃費

新型ラパンのこうした軽量化、経済的エンジンの採用、
エネチャージの搭載に加えアイドリングストップシステム
の改良などにより、燃費は最も燃費のいいモデルで
リッター35.6キロと、モデルチェンジ前と比べて
リッター9.4キロも改善しています。

スタイリング

ラパンといえば箱型ですが、
新型ラパンは箱型ではありながら、
角を丸くした丸みのあるスタイリングとなっています。

ヘッドライトは先代のラパンショコラ譲りの丸目で、
新たにスプラッシュガードとフェンダーアーチモール、
バンパーモールが装備され、結構締まった印象を与えています。

リアはヘッドライトの丸目とあわせた丸いテールランプが
印象的で、少しだけノッチバック風のテールゲートの
デザインになっています。

内装と室内空間

新型ラパンではここは大きく変わりました。

2015年のモデルチェンジ前はでっぱりの無い
すっきりとしたダッシュボードでしたが、
新型ラパンはテーブルをモチーフにしたような
斬新なデザインを採用しています。

新型ラパンの室内空間はホイールベースの拡大などにより、
モデルチェンジ前より室内長が105mm拡大したほか、
４名乗車時の荷室容量は115リッターと旧型より
30リッターも拡大しています。


新型ラパンは、2015年のモデルチェンジで
プラットフォームもエンジンも一新しています。

だから、中身は大きな進化を遂げていますし、
外観も内装も、ラパンのイメージを残しながら
大きく変わっています。

あとは新型ラパンと同時期にモデルチェンジした
ハスラーに採用されたＳ－エネチャージを
是非搭載してほしいところですね。

新型ラパンを最安で購入する３つの秘策

新型ラパンが誕生しました。

新型ラパンのカラーはバリエーション豊かで
そして、女性を対象にした車種だけ合って、
細かい所まで考えられています。

そんな新型ラパンですがまだまだ値引きは
厳しい状況が続いています。

というよりも、
軽自動車自体が下取り時に有利という特徴がありますので、
ディーラー側も強気で販売する傾向にあります。

しかし、これらの条件を逆手にとって
最安で購入できる方法があります。

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下記の記事に詳細にまとめています。

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